塩泉/村指定天然記念物(塩河)
 大鹿村鹿塩の塩河地区に湧き出る塩を含む水で、塩分濃度は海水とほぼ同じです。伝説によれば建御名方命(たてみなかたのみこと)または、弘法大師の発見とされていますが、それほど古い時代から村民の間で利用されてきたことがわかります。興国四年宗良親王が大鹿村大河原に入村当時、塩水を山を越えて御所平(釜沢地区)へ運んだと記されています。その後明治8年、旧徳島藩士・黒部銑次郎氏が岩塩を求めて塩泉の採掘を始め、大掛かりな製塩場を設置し、食塩製造を行いました。明治25年に鉱泉浴場の営業を申請し、これが今日の鹿塩温泉の始まりとなりました。現在では三軒の鹿塩温泉があり、近くには黒部銑次郎が採掘した洞窟の跡が今も残っています。


now printing…
矢立木/村天然記念物(北川)
 さわらの大木で、高さ29m、周囲6.1m、樹齢500年。戦国時代末期、遠山郷を治めていた遠山土佐の守が、武田参勤の折にこの木の根元に弓と矢を立て、弓術の修練に励みました。以来、この木を矢立木と呼んだと言われています。今日でも、木の根元に弓箭山ノ神、矢立木大明神の2つの石仏が置かれ、長い風雪を語りかけるかのように立っています。

市場神社舞台/村指定文化財(塩河)
 嘉永4年(1851)建立ですが、歌舞伎舞台として現在も使用されています。木造二階建の切妻造り。太夫座や回り舞台があり芝居の舞台を前提として造られています。昭和47年改修。この舞台には昔の地方回りの有名な役者がきて演じている。市川中車・尾上多賀之丞等の名前も、二階の楽屋の壁に落書きしてあり、「日本の芸談」には中車本人が、大鹿にきて演じたと記しています。昭和58年より定期公演が始まり市場神社舞台では秋10月第3日曜日に上演されます。

歌舞伎と宗良親王の舞台を歩く・・上蔵(わぞ)ウオーキングコース
山奥に湧く不思議な塩泉を訪ねる・・塩の里ウオーキングコース
村内2つのウォーキングコースを紹介しています



Copyright © 2001 OOSHIKA VILLAGE OFFICE.All rights reserved.